傷まないアルカリカラーはありません
ヘアカラーをすると毛髪は傷みます。
ノンダメージのヘアカラー(アルカリカラー)は存在しません。
ただダメージを最小限にする方法があります。
アルカリカラーには髪を明るくするブリーチ剤が入っています。
そのブリーチ(脱色)の回数を1回のみにすること。
日本人は黒髪ですのでブリーチ(脱色)の力を使わなければ明るくなりません。
ヘナもマニキュアもブリーチ剤が入っていないので明るくすることができません。
アルカリカラーのみができる薬剤です。ただアルカリカラーはダメージが付き物。
ダメージがあるのはわかってるけど、やっぱり明るくしたい!というお客様もいらっしゃいます。
そこで お客様にご提案しているのは 黒く伸びてきたところのみを明るくするリタッチです。
ご来店いただくお客様は 色味を変えたい!や雰囲気を変えたい!という思いがない限り リタッチのみをおすすめしています。
また使用しているアルカリカラー剤も必要以上にアルカリを使用しない・微酸性カラーとMIXすることで、髪への負担を最小限に抑えてくれる薬剤を使用しています。
まとめ
ヘアカラーで最もヘアダメージ軽減になるのは リタッチカラー!
色がすぐ抜けるからといって カラーをする度に根元から毛先までカラーをするのは より傷める原因であり どんどんバサバサになる負のループに入っていきます。その場合は一度 施術内容や薬剤を見直すことをおすすめ致します。
彼女はアルカリカラーですが何年もリタッチのみ。
それでも毛先は色が抜けきることなくいい感じのブラウン♪無駄に毛先に色を入れる必要なし♪
もちろんアルカリカラー後はハーブトリートメントでしっかりアルカリに傾いた髪を弱酸性に戻してアフターケアもしっかり行っております。
彼女もずーーーっと根元リタッチですが 今回はちょっと気分を変えたい!!
ということで3年以上ぶり(前回のハイライトはカットでなくなっているのでベースはリタッチのみの状態から)
にハイライトとローライトを所々に入れました。
もともとのベースが最小限のダメージですのでたまの遊びカラーでもキレイな仕上がりです。
もちろん必要最小限のハイライト ローライトでダメージを極力抑えています。
お二人ともハーブシャンプーをお使いいただいているだけ。手触りが気になるときはdosトリートメントで手触りを良くすだけの軽い軽いトリートメントを。
必要以上にコーティングたっぷりのトリートメントを日々のお手入れでも サロンでもしておりません。
アルカリカラー剤を使用するのであれば 1度でもカラーしているところに必要以上に使用しないこと。
そうすれば彼女たちのように明るくても艶々の髪を維持できるのです。