アルカリカラー

アルカリカラーによる白髪染めが白髪を増やしている!?

白髪の原因には、遺伝 ストレス ミネラルバランスの乱れなど様々な原因が考えられます。

白髪の発生に関わるミネラルについては、カルシウムマグネシウム亜鉛などがございますが、亜鉛と銅のバランスが極端に崩れた場合、そして銅不足の場合に白髪になりやすいと言われています。

また、黒髪を作り出すメラニン色素は、毛母細胞のアミノ酸(チロシン)がチロシナーゼという酵素に分解されることによって作られます。しかし加齢やストレスでアミノ酸(チロシン)の量が減少すると、酵素の働きが鈍り、メラニン色素の生成が妨げられるため白髪になっていきます。メラニン色素自体は毛髪の中でごく微量のものですが、髪の毛の色を決定するのに重要なものです。

ある研究によると、エイジングが進むと髪に余分なH2O2(過酸化水素)が発生し、アミノ酸(チロシン)のチロシナーゼへの分解を阻害することが、白髪の要因のひとつだとされています

白髪の毛根には、黒髪を作り出すメラニン色素の生成を妨げる、H2O2(過酸化水素)が多いという結果も出ています。

H2O2(過酸化水素)は白髪染めに含まれている

アミノ酸(チロシン)のチロシナーゼへの分解を阻害している、とされているH2O2(過酸化水素)ですが、実は白髪染めの液に入っているのです。

美容室での白髪染めもホームケアの白髪染めよりはケアはされているものの、使われている白髪染めには必ずH2O2(過酸化水素)が入っています。

業界ではタブーなお話ですが…

どこのサロンでもアルカリカラー剤を混ぜるときにこの2液(過酸化水素)を必ず混ぜます。

髪を明るくしながら色を入れるためには、H2O2(過酸化水素)は絶対に必要なのです。

白髪染めは基本的には根元を染めるため、地肌にもついてしまうので、白髪の毛根を調べると、H2O2(過酸化水素)が増えているという実験結果が出ています。

白髪染めを頻繁に行うことは、どんどん毛根にH2O2(過酸化水素)を増やしていることになるのです。

要するに、白髪染めは白髪を増やす原因になっているということなのです。

白髪のことだけではなく、皮膚は全身1枚でつながっているので、そのてっぺんである頭皮を傷めると確実に、顔のたるみに影響してくると言えます。

白髪の原因である過酸化水素を退治するのがカタラーゼ!

活性酸素の過酸化水素は普段から頭の皮膚上で生成されているのですが、、、、

酵素カタラーゼというものが過酸化水素を水と酸素に分解し、無害化していることがわかっています。

しかし、加齢とともにカタラーゼの生成は減少していきます。

若いと白髪ができにくいのは、酵素カタラーゼをたくさん生成してるので、しっかりと自分の力で過酸化水素を無害化しているということ。(近年 若白髪の人が増加していますが カタラーゼが不足している事がわかっているそう)

その原因の過酸化水素を退治してくれるのがカタラーゼ、という訳です。

明るくしながらアルカリカラーをしたい方はアフタートリートメントがおすすめ

よくないのはもちろんわかっていても やっぱりアルカリカラーがしたい!という方に おすすめしているのが

カタラーゼトリートメント+ハーブトリートメント

カラーの後 しっかり、カタラーゼで白髪の原因となる活性酸素「過酸化水素」を無害の水と酸素に分解していきます。

そして、アルカリ性に傾いた髪や頭皮をハーブトリートメンで弱酸性に戻し、開いてしまったキューティクルをしっかり引き締めケアしていきます。

一般的なサロントリートメントのような手触りをよくするだけのトリートメントは使用しませんが、アルカリの影響を最大限ケアをし本来の髪や頭皮に近づける頭皮と髪のケアを行います。

最後に

現代では30代から白髪に悩む人が増えています。見た目が若くなっている分、白髪とのギャップは大きく「2週間に1度は白髪染めをする」という人も多いそう。白髪染めを頻繁に行う事で白髪がより増加する事を考えると 髪と頭皮の人生計画が必要です。

年齢やファンションの嗜好によってヘアスタイルも変化していくもの。明るくしたい!方はしっかりアフターケアを行いながら ダメージを最小限に、上手にケミカルと付き合いながら 5年後、10年後 20年後を見据えた 髪計画を立てていくことをおすすめします。

明るさよりも艶重視に、薄毛やくせ毛が強くなってきたと感じるのであれば 一度 施術の内容を見直す時期かもしれません。

オーガニック100%のヘナは明るくすることは出来ませんが 活性酸素を増やす原因である過酸化水素を使用しない自然のハーブを用いた白髪染めです。 そのため メリットもございますがデメリットもございます。

しっかりご説明し ご自身に合った施術内容をご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。